2016年9月4日日曜日

3Dプリントした印刷物の表面処理

アセトンを使った表面処理

表面処理って?

どうもみなさん、K専生です。
今回は3Dプリンターで印刷したモノに表面処理を施したいと思います。

3Dプリンターにおける表面処理とは、積層タイプで印刷した結果現れる凸凹を綺麗にする、または見えなくすることです(多分)。

↓左が表面処理を施したガイコツ、右が未処理のこどもペンギン。

それで表面処理を施すにはヤスリで頑張って削ってサーフェイサーでも塗るか、
表面の樹脂を溶かして滑らかにするしかありません。と言ってもそんなに方法はないと思いますがね。。。

今までもヤスリを使った方法は一番使っていましたが、表面をピカピカにしてある作品を拝見させてもらった時に自分もやるゾ~、と思いこっちの処理もしてみることにしました。
(ヤスリで整形するのって思いの外疲れるものですからねぇ)

ちなみにアセトンってなんぞという方に説明いたしますと、アセトン(除光液やガンプラの接着剤とかに入っている)はABS樹脂を溶かす作用があります。

百均かスーパー、Amazonに売ってますので簡単に手に入りますが、可燃性があるので扱いには注意してください。

では今からこの像を加工していきたいと思います。

必要なもの

今回必要なものを一覧にしてまとめました。
  1. アセトン
  2. 作品
  3. 作品を入れる容器
  4. 換気しながら作業できる環境

作業の仕方

  1. 容器に作品を入れる
  2. 容器にアセトンを入れる
  3. 密閉する
  4. 放置(場合によっては湯煎かドライヤーで温める)
数分後容器から取り出すと柔らかくなり表面が微妙に溶けています。

30分ほど放置したらすごく柔らかくなって手にとって見ると表面が薄皮みたいに剥がれてしまい悲惨なことになってしまいました。

結論

意外にイケる
結構イケますよこれ。
実際にはアセトンに浸すのか、気化させて溶かすのかって言う具合にいろいろ試してみないといけないですが仕上がりが断然違います。

見てください、このテカリ。
線が全くと言っていいほど気になりません。
もう自分はこれから3Dプリンターフィギュアモデル造形師目指しちゃいます。

皆さんもお時間があれば是非試してみては?

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